頻脈性不整脈の発症からカテーテル手術まで

頻脈性不整脈の治療について
Filed under: — @ 16:25:00 2017/10/23 月曜日
治療としては、大まかには、「投薬治療」「アブレーション治療」「ICD(植込み型除細動器)治療」が大まかな方法となります。

・投薬治療
一番分かりやすい治療でしょう。
要は、心臓が規則正しく動かないので、それを調節しましょうと言う薬です。
「抗不整脈薬」と言うものが投与されます。
日常生活の中で治療ができるので、基本的には、推奨され易いのですが、どうしても副作用や思った様な効果が得られないこともあり、まずは、試してみてどうなのかを判断するしかありません。

・アブレーション治療
簡単に言えば、前回の「心臓電気生理学的検査」と同様の手順でカテーテルを心臓まで持って行き、患部を焼切ると言う治療です。
但し、全ての頻脈性不整脈に有効という訳ではなく、適応する症状などによって選択される治療法でもあります。
※外科的には、メスを使い胸を開き患部を治療する方法も勿論あります。

・ICD(植込み型除細動器)治療
この治療は、手のひらサイズの機器を胸又はお腹に埋め込み、心臓に導線(リード)を装着し、心臓の異変があった場合、調整するというものです。
イメージとしては、「ペースメーカー」だと思いますが、ペースメーカーよりも機能としては高い機器を埋め込むと考えてよさそうです。

実際の治療ですが、投薬から行いました。
しかし、思ったほどの効果が得られなかった事と副作用なのか「だるさ」が出てしまい、業務に支障が出てしまいました。

その後ですが、医師とも相談をしたのですが、本当は、「ICD(植込み型除細動器)治療」がいい様なのですが、業務上、PCなどを精密機器を扱う為、かなり悩みました。基本的には、影響は少なくなっていると言う事でしたが、全くないと言うわけでもないので、一旦、保留としました。

そして、選択したのが、「アブレーション治療」です。
選択した理由としては、消去法的な部分はありますが、カテーテルを使った治療ですので、傷口が小さく、手術も前日から入院して、3~5日後には退院できます。
多分、仕事を持っている方であれば特にそうだと思いますが、手術と言うと一昔前は、1ヵ月、2ヶ月と入院すると言うイメージがありました、また、社内外でも必要以上に心配されるため、土日を挟んで1週間程度で復帰ができるカテーテルを使用した「アブレーション治療」は、自分にはピッタリだと感じました。
あとは、体内に機械を入れるという何とも表現できない不安もあり、ICD治療は、最後の選択にしたかったです。

カテーテル手術を受ける男性
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