頻脈性不整脈の発症からカテーテル手術まで

頻脈性不整脈の検査
Filed under: — @ 11:10:00 2017/10/18 水曜日

頻脈性不整脈の検査ですが、これも何も知らずに病院での検査を申し込んだのですが、大変でした。

イメージとしては、「血液検査」「心電図」「CT」若しくは「MRI」、あっても血液の流れみたいな物の検査位を想定していました。

実際は、
・心臓超音波検査
ぬるっとした謎のジェルを塗って、超音波で胸の部分をグリグリする奴です。
妊婦さんとかもやっていると思いますが、実際に白黒でも自分の心臓が動いているのを見る事が出来ます。
レントゲンと違い体への負荷も少なく、心臓の動きを直接的に確認するこの検査は、あのぬるぬるさえ問題にならないのであれば、この検査で終わってほしいくらいです。

・心臓電気生理学的検査
足のつけ根から太い血管内を細い管(カテーテル)を通して、心臓まで行きます。
心臓内で電気的な刺激を与えた場合の数値なんかを取る検査です。
これの凄いのが、挿入自体はそんなに痛くないということです。
では、何が痛いかと言うと、歯医者でもそうですが、麻酔注射です。
この検査では、心臓内や血管の血圧、心臓内外の血液の流れ、心臓の血液の酸素濃度、病理検査の為の組織採取、心臓の各弁の動きなどが分かります。

・ホルター心電図
携帯型の心電図を付けて24時間過ごす検査です。
寝て行う心電図の場合は、手首足首などにも電極を付けるのですが、ホルター心電図の場合は、胸と脇腹などに電極を付けて行います。
この検査では、日常生活上での心臓の変化を知ることができます。

・運動負荷心電図検査
運動負荷心電図検査は、傾斜のあるベルトコンベアーの上を歩く「トレッドミル負荷検査」、固定された自転車をこぐ「エルゴメーター」、踏み台昇降をする「マスター階段昇降」などがあります。
この検査では、運動時に現れる心臓の変化を知ることができます。

基本的に上記に上げた検査を一通りやってみました。
説明段階では、運動負荷心電図検査が一番大変かと思いましたが、実際は、カテーテルでの検査が一番大変でした。
運動負荷心電図検査は、一時的に大変なもので、ホルター心電図は、とりあえず1日を我慢すれば何とかなります。
カテーテルの場合は、検査前にまず「毛を剃る」という行為があり、下半身から下腹位までを剃ってしまいます。
そして、足の付け根に対する麻酔ですが、これが筋肉注射なので「痛い」です。
検査自体は、造影剤を入れた瞬間の何とも言えない感覚以外は、大変と言うイメージはないです。
そして、検査後は、安静が必要な為、動くに動けません。
しかし、検査に使った造影剤を対外に排出する為に点滴をどんどん入れる為、尿意が発生します。

動けないけど、尿はしたいと言う葛藤と寝たままでの尿のため尿器での排尿ですが、これがまた、なかなかに難しいのです。
将来の介護の訓練ではないですが、ある意味いい経験でした。

点滴中.jpg

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